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ジュリー・E・リートJulie Elizabeth Leto

ジュリー・E・リート

2000年5月の日本デビュー以来、ハーレクイン・テンプテーションおよびハーレクイン・ブレイズで活躍する人気作家。 フロリダ州タンパ出身。強い絆で結ばれたイタリア系一家に生まれ、決して夢をあきらめないことを学んで育った。 16歳のころからロマンス小説の愛読者だったジュリーは、サウス・フロリダ大学大学院在学中に創作を始める。卒業後、まずはタンパで、のちにアトランタでカトリック系高校の英語教師として働きながら執筆を続けた。夜や週末だけでなく、学校の休み時間等を使い、文字どおり寸暇を惜しんで書きつづける日々。厳格なカトリック系高校で教えていたにもかかわらず、現在は最もセクシーな作品を扱うシリーズで小説を発表していることになる。 家業を手伝うため1996年に教職を辞し、夫とともに生まれ故郷のタンパに戻ってからは執筆にあてられる時間も大幅に増えた。翌年にはハーレクイン社から連絡があって、めでたく「再会はワインの香り」(T-420・2002年3月刊)でデビューすることが決定した。ほぼ同時に、かわいらしい女の子も授かり、現在は作家業と母親業に追われる忙しい毎日を送っている。執筆を続けるうちに気づいたのは、自分の持ち味が官能的でセクシーなストーリー展開にあるということ。テンプテーションやブレイズといった、まさにぴったりの活躍の場を得て、独自の作風に磨きをかけている。 小説の舞台として好んでいるのは、生まれ育ったフロリダ。だが最近では、シカゴやロサンゼルスといった、刺激と魅力にあふれた大都市を舞台にした作品にも挑戦するようになった。同じハーレクイン社のシリーズではテンプテーションやブレイズがお気に入りだが、自分と関係の深いシリーズだからというだけでなく、都会的でセクシーなストーリーが個人的に大好きだからだという。 好きな映画は、ハリウッドの人気俳優ケビン・コスナー主演の「ロビン・フッド」。愛に忠実なヒーローと強く賢いヒロイン、そしてアクションにユーモアにロマンスとすべての要素がそろったストーリーは魅力的で、ケビン・コスナーのイギリス風アクセントが今ひとつなのもまったく気にならないと語る。

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