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薔薇と狼

薔薇と狼

一介の男爵令嬢の私に、国王がいったい何のご用だというの?キットは王に呼ばれていることを知り、動揺のあまり逃げだすが、継父に連れ戻され、手ひどく折檻されてしまう。顔に大きなあざができ、服も泥だらけの彼女の前に、王の使者である黒髪のたくましい騎士、ウルフが現れた。実は前夜、キットは水浴びに訪れた湖で彼に出会っていた――唇を奪われ、名をきかれても、彼女は答えずに立ち去ったのだが。ウルフは目の前の薄汚い娘がゆうべ見初めた娘と気づいていない。複雑な思いを抱え、キットは彼に連れられて男爵邸をあとにした。

4.5 評価集計 10件の評価
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薔薇と狼 のレビュー

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前向きな二人に好感 評価4 4

顔があざだらけになるほど虐げられて暮らしていたヒロイン。行動力もあり、自立したしっかりした女性です。身を守るべくわざと汚らしい恰好でヒーローに接していますが、心も容姿も華麗なので隠し切れません。いつしか惹かれあっていくのに、求められているのは自分じゃないとお互い思っているあたり、じれったいです。お互いを失わないためにそれぞれに無茶をしたり、前向きに二人で道を切り開こうとする姿が好印象でした。スピンオフでヒーローになるヒューの受けた残虐行為を思うといたたまれない気持ちになってしまいます。

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