えりさんに全同意。そもそも仮に最後までバレなかったとして、妹が職場復帰した後の子育てどうするのよ。あり得な過ぎて流し読みすら辛かった。

完全なヒロインのキャラ設定ミス。これではただの性に奔放な思春期ティーンエイジャー。もっと自由気まま且つ大胆セクシーな女性を描けていたらここまで低い評価にならなかったのでは。

この話の場合、DNA鑑定なんて意味があるのだろうか。ヒーローが一番気にしてるのはヒロインがヒーロー兄と関係を持っていたことの疑惑なわけで、鑑定結果がシロでも関係を持っていなかった証拠になんかならない。信じることの大切さにフォーカスした話だったから結果どっちでもいいのかもしれないけど、ヒーロー兄とはなにもなかったことをヒロインの口から説明する機会があればもっと良かったかな。

ヒロインも鬱陶しい思考で共感できなかった。当てつけ的な行動は魅力を低下させるなと改めて思いました。ヒーロー娘だけは可愛かった。

愚かは愚かだけど、このヒロインは他の話の不倫思考ヒロインと違ってひたむきで純粋。少女時代憧れの人だったから疑うこともなかったんだろうなと推測。離婚が成立するまで体を許さないという分別もある。ヒーローに心が移行する流れも自然で、ヒーローがヒロインに惹かれていくところも丁寧に描かれていてよかった。不倫が絡むマイナスシナリオをよくここまで仕上げたなと感心した作品。悪役達の裁き方もよかったしね。

ヒーローを好き進行形の時にヒーローの妹旦那とヒーローのベッドで？？ココが誤解じゃないならなんの同情もできない。ヒーローとの約束反故にして男友だちと食事を選択するあたりもいい加減な性格が垣間見れる。ヒーローはそういう愚かさ込みでヒロインを愛するわけだけど、ヒロイン良かったねとは思えなかった。

よくある子供の存在を隠していたと責められるヒロインもの。その多くは伝える筋合いないような理由が背景にあるのに一方的にヒーロー側の勝手な言い分で責め立てられる。今回の場合もそう。愛人だから結婚する気なんてないっていう人に子供の存在伝える筋合いないし知る権利なんてちゃんちゃらおかしい。不当に責め立てられるのを受け入れるヒロイン達をバカでアホだなといつも思うのだが、ただ、今回のヒロインは弁護士。強みを生かして他のヒロイン達の分も弁護して欲しかった。なのにまったくもっていつものヒロイン達と一緒。なにが優秀な弁護士だよ。相手の不当な言葉を受け入れるこんな弁護士頼みたくないわ。

引っかかりどころ満載ではありますが、中でもヒーローの心をつかんだヒロインのおせっかい、見ていてどれも軽く嫌な感じがしてた。なにがこう引っかかるのだろう？と思ったら、ヒロインの行動って相手や周りがこうして欲しいだろうというのを考えてのことというより、自分がこうしてあげたいっていうのが判断基準になっている感じ。まさにおせっかいなわけだから間違ってはいないのだけど、個人的にこういう人好きじゃないんだなってヒロイン見てて改めてわかった。トラブル発生したからヒーロー探しに行ったのに、のんびりヒーローと語り合っちゃったりも状況判断おかしいよと思った。丁度、命の危機が去ったわけでもないのにがっちり抱き合って再会を喜び合うホラーやバイオレンス映画の主人公男女みたいな違和感。

嘘がバレてヒーローに避けられてるのに言葉の端々から可能性を見出して自分の都合のいいように解釈するヒロイン。ポジティブや一途通り越してストーカー思考。なに言っても通じない怖さがある。そもそもなりすまし結婚がバレないと思っていたのだろうか。一生ナターリャに会わないつもりだったのだろうか。子供ができて何年かバレずにクリアしたらその後バレたとしても培った年月で育てた愛があるから大丈夫とか都合いいこと思いそう。

ヒロインの表情、やることなすこと全てが滑稽に見えてヒロイン側へは感情移入できなかった。ヒロインを見てると日常から自分の思考でいっぱいで周囲に気を配れないタイプなのかなと推察。今を大切にできない人の典型。そう考えると確かにヒーローのやったことは良いとは言えないけどある意味ヒロインのためになってる。まあ自分なら途中で家出るけどね。

ヒロインがヒーローを好きにならなかったらただのセクハラ＆パワハラのお話。はっ！まさか訴えられたら困るからヒロイン愛してるとか言ってごまかそうとしてるんじゃ・・と裏読みもできるくらい人の気持ちを利用できちゃうヒーロー兄弟。ハッピーエンド感薄いです。絵が綺麗なだけに本当もったいない。

身代わりや嘘つきヒロインものはさほど好みじゃないのもあるが、状況的に様々な重要書類の手続きをするだろうにそのまま嘘つきとおすヒロインに違和感。私文書偽造の概念ないのだろうか。そんなことに気を取られてロマンスには浸れなかったわ。

ヒロインの言葉が口答えなのか正当な主張なのかで意見が別れているようですが、私が感じたのは言っている内容は正当な主張だけど、言い方が口答えに受け取られる言い回しという感じ。命令に対して「無理」「できません」といった否定的な言葉が先に出るのが口答えと捉えられる要因なのでは。例えばポテトサラダの代わりを出すよう言われた時「すみませんすぐには無理です。20分ほどかかります」ではなく「かしこまりました、20分ほどかかりますがよろしいでしょうか」なら口答えにはとられないはず(実際旅行から帰った後1度だけこの言い方をして叔母様にしょうがないわねと言わせたわけですし)。ということで、私も基本そういう受け答えのヒロインに好感が持てなかった派。ヒーローはヒロインのひかえめながら大事なときは凛としていて健気なところがお気に入りだったみたいだけど色眼鏡フィルタかかってるなと思いました。

この漫画家さんはヒーローに主導権を与え、ヒロインが鬱陶しくすがりつくように表現することが多い気がするのは気のせいだろうか。ヒロインを賭けの対象にしてたのは本当だけど、途中で本気になっててそんなの言わなくても分かるだろうと思ったのに信じてくれなかったんだな、もういい。ってパワーゲーム全開に拗ねるヒーローに、信じられなかった私が馬鹿だったのってなるヒロインが本当に馬鹿に見えるんだわ。あ、馬鹿とは言ってなかったかな。うん、でもそんな感じのくせに更にどうにか愛を取り戻そうとするヒロインが鬱陶しくて楽しくなかった。

お話良し。ヒーロー、ヒロインをはじめとした登場人物のキャラ良し。残念なのはヒロインの初ドレスアップ姿。疲れきった主婦のような乱れたアップヘアに若干今いくよくるよのくるよ師匠がよぎるダップリドレス。ドレスに着られてる感じがなんとも。ヒーローは心奪われたみたいだからいいのか・・あ！もしかしてあれですら美しく見えちゃうって設定？笑

珍しいタイプの記憶喪失ものだった。失われた記憶はヒーロー/ヒロインどちらかの浮気の誤解に関するものというパターンが多い中、おっとそういう系かー・・と。確かに複雑。偏った愛情好きな私としてはヒーローの心中お察しいたしますという感じ。ハーレとは分かっていてもヒロインの愛取り戻せて良かったねと思ってしまった。

結局、妊娠してたからレイプされたと思ってたけど、実はされてなかったって認識でOKだろうか？(襲われるシーンでは衣服乱れてない状態で事故に遭ってたっぽいし、襲われた記憶はあってもレイプされたって記憶があるようでもなさそうだったので。それとも原作はレイプの記憶あるのだろうか？)　そうであって欲しい。じゃないとヒーローの謝罪足りないもん。あんなところで一人で待たせてごめん、怖い思いさせてごめん、意識不明の重体の時見つけられなくてごめん、再会した後の冷たい態度知らなかったとはいえごめん･･なんにも謝ってないからね。

この先ティファニーの立場にヒロインがならないとも限らない。『(新しい)彼女と出会ってから僕のなかでは君(ヒロイン)との関係は終わってしまった』って・・ね。

と思ったら乃依さんがTLって書いててそっか今はそう言うのかと思った笑。んー、ハーレって恋愛超えて愛が描かれいるイメージ(そうじゃないのもあるけどそういうのは大抵評価が低い)だけど、コレは単純に恋愛だよなーって感じだからだろうか。恋愛路線だったとしてもヒロインの反応や態度がまんま少女じゃなくて、大人な女の態度だけど内面は少女とかだったら少しは違ったのかなぁ。ヒーローや周りに分かるくらい露骨に赤面とか感度良すぎとかは嫌われる傾向にある気がする。【補足】ありがとうございます笑→乃依さん

ヒロインの顔が安定しない。美人路線なのかキュート路線なのか・・。メイクしてる時としてない時？仕事の時とオフの時？とも考えたけどそうでもなさそうだし、顔も所作も言動も基本クールなモデル感ゼロ。同作者の別のお話に出てくる秘書とか部下みたいな感じで普通の女性な感じだった。クールな美人大人顔で安定してたらもっと面白い流れだったんじゃないかと思う。

感情の表現がとにかく雑。怒る出来事があった1～2コマ後にはそれが無かったことのようにOKになって進行するの繰り返し。シークレットベイビー物は知らないうちに子供がいた事実を知ったヒーローの怒りと、子供がいたことを知らせることができなかったヒロインの理由をどう昇華させていくのかが大切なのに、雑な感情表現で台無しになっている。しかも同じような内容の話は沢山あるものの誤解やすれ違いで伝えられなかったとかではなく、ヒーローが他の女と楽しそうに寝ているところに遭遇したからというまずありえない話。それでも再会したヒーローを愛しているというには説得力に欠ける展開力だった。この描き方ではライバル医師の方に軍配が上がるべき内容でした。もっと面白くできる内容だったと思う。

ヒロインが妊婦姿をヒーローに見せつけるシーンがホラーという感想に同感。思わずギョッとしてしまった。なんというか‥楠先生の名作人狼草紙の妖怪がよぎりました。その後のヒロインのネガティブ思考も言い回しや表情のせいかそのうち狂って妖怪になるんじゃ･･と思わずにはいられなかった。ラストも本当にこれでハッピーエンドなんだろうかという微妙な後味。会話が全体的にセリフっぽいのや行間すら言葉で埋めちゃうところは改善の余地ありかな･･と。

ヒロインの愛してるの言葉を聞いて心動かされるのは今更な感じ。この話の場合はヒーローから愛を認める告白がよかった。それ以前に他のレビューアーさん達の言うとおり、ヒロインの何かを期待する行動態度がいやらしく感じたお話でした。

ヒロインの身内のための嘘じゃなくヒーローあんた側の身内のための嘘だろうが。ヒーローの腹違いの妹の命を助けてヒーローの父の隠し事に付き合ったヒロインに真相を知る前はともかくとして知った後すら上から目線。脅してヒロインの初めて奪ったことも悪びれも無くなーんのフォローもないとか好感持てません。ヒロイン、ヒーローのどこが良かったのやら。ま、いいけど。

都合よすぎなヒロイン。愛していないという言葉で別れを選んだのも重傷のヒーローの見舞いに行かないことを選んだのもヒロイン自身の選択。そうでない選択もできたのにまるでそれしか選択肢がなかったからしょうがないみたいな考え方。もしかしたら再び愛を得られるのではと思えるのは、それ程ヒーローを傷つけた自覚がないからじゃないのだろうか。これからの覚悟もこのヒロインでは甘くみて後悔しそうな予感。

ヒロインのひと言ひと言が媚びてなくてそれでいて優しく愛がある。攻めと引き際のバランスの良さといい、お互いの心情が丁寧に描かれていて流石だなと思いました。ヒロインの切返しの上手さが小気味よく、特にヒーローを見限った後の雨のシーンで、雨の中を走ってくるヒロインに待ち伏せしていたヒーローが傘を差し出すと、ずぶ濡れにもかかわらず雨が降っていたことに気づかなかったと言ってそのまま走り去るヒロインがカッコよかった。そしてやはりサムが可愛かった！あやのさんのレビューを見て同シリーズの次の話を読んだら相思相愛のサム＆ヒロインが！これだけで見る価値アリです笑。

この人の描くヒロインはなんというか・・だらしなさを感じるのです。男好きしそうな感じで、相手に勘違いさせるような仕草や言動をとるタイプ。意図的ならなかなかの策士なので逆に好きなタイプですが、残念ながら、その気がなかったと怒る天然タイプ。知らないうちに他人の男に色目をつかって女性に嫌われそうな感じ。今回も例外なく・・そんなヒロインを追い回すヒーローなのでどちらも魅力を感じられなかった。ヒーローは強引というより身勝手なだけだしね。

泥棒猫の称号が似合うヒロイン。結婚していようがいまいが相手がいる人に色目を使う女は嫌い。身勝手な自分の気持ち優先もこの場合はゆるい理性の女が強調されただけで嫌悪だった。侯爵夫人の存在がないか早い段階でヒーローが婚約者の存在を否定していたなら面白い話だったと思う。