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伯爵と踊れない壁の花堺谷ますみ/
どんどん訳して欲しい作家さん 評価5 5

引き取った少女を戸惑いながら育てる伯爵のジャスパーをぐいぐい引っ張りながら、お互いの抱える悩みを共に乗り越え進もうとする公爵令嬢ハティ。足に障害を抱えつつも、社交界からの逆風にも抗うあらすじより遥かに前向きで強いヒロインでした。 肝心な所をビシッと締めるヒロイン母も素敵。

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逢瀬の代償渡辺千穂子/シェリ・ホワイトフェザー
ベトナム系ヒロイン 評価5 5

母を置き去りにした父への復讐のため現れたベトナム系のヒロインと、彼女の正体を疑いつつも恋に落ちるネイティブアメリカン系のボディガード。 作中にも言及があるミス・サイゴンへのオマージュ的なロマンスでした。ヒロインと父の関係をもっと深く描いたらより面白くなったのではと思う。

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英国貴族と落ちこぼれの淑女琴葉かいら/
医療ヒストリカルロマンス 評価5 5

淑女と男装の医師というばれたら破滅の二重生活を送るレティ。 医療への情熱と女性を特定の役割へ閉じ込める社会への憤りがしっかりと描かれます。 ナポレオン戦争帰りで深く傷ついたアンソニーとの対立と葛藤が良かった。レティの立場への無理解からくるアンソニーのやらかしがあちゃーですが、まあ当時の女性規範を念頭に置いてたらそうなるよな・・・という。 だからこそ、ヒロインの情熱と行動を理解しようと努め始めるヒーローの変化が良かったです。ホット度は朝チュン程度、ストーリー重視のロマンスでした。

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初恋の日のように西山ゆう/シャロン・サラ
【ネタバレ】ハーレでは多分最年長H/H? 評価5 5

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誇り高き微笑古沢絵里/スーザン・ブロックマン
読ませます 評価5 5

原書は98年ですが、エリートのハーヴァードと貧困から這い上がったP・Jという一見対照的な二人が所属や性別、生育環境等の違いや偏見を乗り越えて認め合い、距離を縮めていく様子や、それぞれ黒人として、女性として差別に晒され生きてきたことが明かされる展開は今の世の中の動きにも通じる内容かと。もちろんロマンスも抜群。そしてスーザン・ブロックマンはヒーローの庇護欲とそれを望まないヒロインの意識のすり合わせや、お互いが性的同意に至るまでの課程をしっかり描くのが本当に上手いですね。

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あたたかな雪富永佐知子/ダイナ・マコール
【ネタバレ】やはい面白い 評価5 5

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仮面舞踏会は公爵と江田さだえ/ジョアンナ・メイトランド
表紙とイメージが違うがとても良い 評価5 5

舞台はナポレオンが流刑後の1812年。 ロシア皇帝の英国訪問に随行する男装の軽騎兵士官ヒロインと、一行の接待役を仰せつかった公爵の悩める恋最高ですね。 ヒロインが職務に邁進&一部を除きほぼ男装なのが良いです。ただ、区別をつけるためでしょうが、ヒロインは軍人なのだしもう少し中性的な口調にして欲しかったな。 そして彼女のモデルとなった実在の人物(Nadezhda Durova)がいるというのが凄い。 ロシアのアレクサンドル1世やカースルレー子爵、ブリュッヒャー元帥もチラッと登場します。

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麗しき放蕩貴族大谷真理子/マーガレット・ムーア
結構好き 評価5 5

放蕩貴族の仮面を被りつつ実は…なパリスと、お堅いクララ。すれ違う二人が絵のモデルを通してギリギリ悩んでるのが可愛らしいくコミカルなヒストリカルロマンス。 エロスとプシュケの神話に絡めて展開するロマンスに加え、超個性的なおば夫妻も良いキャラでした。

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恋人はジゴロ?竹原麗/クリスティン・ハーディ
【ネタバレ】意外な面白さ 評価5 5

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甘く危険な遊戯佐藤敏江/デブラ・ウェッブ
【ネタバレ】自信たっぷりなヒーロー 評価4 4

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背徳の女神杉浦よしこ/ジュリア・ジャスティス
あまりのドラマティックさに一気読み 評価5 5

高級娼婦に堕とされ数々の辛酸を舐めたベルと、彼女に助けられ、見守ることになるジャックの根気と誠実さが大変良かった。 知恵と誇りで苦境から立ち上がり、自ら落とし前をつけるベル、大変格好良いヒロインですね。作品を通して女性、子供の性的搾取に対する作者の怒りが伝わってくるような物語でした。 これについては同作者の『ふさわしき妻は』でも取り上げられているテーマかと。

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没落令嬢のためのレディ入門兒嶋みなこ/
【ネタバレ】軽妙なヒストリカルロマンス 評価5 5

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偽りの任務【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】井野上悦子/シャロン・サラ
【ネタバレ】スパイアクション 評価5 5

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愛される日は遠く平江まゆみ/ダイアナ・パーマー
【ネタバレ】無垢なH/H 評価5 5

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暗闇のレディ仁嶋いずる/ゲイル・ウィルソン
【ネタバレ】孤高の鷲④ 評価5 5

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愛は魔法でなく三好陽子/スーザン・マレリー
甘くないロマンス 評価5 5

テロ組織に捕らわれ、重傷を負った囚われの元上官を女性部下が救出するところから始まるヘビーなロマンス。 諜報組織を辞め人間らしい生き方を模索するジェイミーと、限界を迎えつつも変化を忌避するザックが静かな環境で今一度自らを見つめ直していく中、苦しみつつも二人の将来に光が差すのが読み応えありました。

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沈黙の大富豪龍崎瑞穂/マーナ・マッケンジー
孤児院もの 評価5 5

天才発明家クインが経営する孤児院に応募した元モデルのアリッサ。盲目ゆえのコンプレックスを抱えるクインと真摯なアリッサのバチバチなやりとりが良かった。 完全に盲目名ヒーローは珍しいですね。シリーズものだけどSF要素は無い方が良かった気もする。

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メールオーダー・ブライド湯川杏奈/ジョアン・ロック
ウクライナ系バレリーナヒロイン 評価5 5

重要なバレエのオーディションを控えたプリンシパルと経営者。 成り行きで偽装婚約した二人が各自の抱える問題に取り組むうち、いつしか惹かれ合う展開が良かった。 バレエに打ち込むプロフェッショナルなヒロインが素敵で、ウクライナ系と南米系というH/Hなのも新鮮でした。

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誘惑の旋律卯月薫/ローリー・ブライト
思い込みの激しいヒーロー 評価5 5

倍ほども年の離れた著名な音楽家の夫亡き後、彼の教え子スティーブと孤児院を共同経営することになったトリス。 激しく反目しつつも惹かれ合う二人の間に亡夫マグナスが障害として横たわる。 全編を通してマグナスの存在感が大きく、それを振り切るため二人が選んだ道がほろ苦い読み心地ですね。 ニュージーランドが舞台というのも新鮮でした。

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恋するアテネ原淳子/ジュリア・ジェイムズ
【ネタバレ】ヒーローの変化が良い 評価5 5

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男装の天使と憂いの伯爵高山恵/
世の中の偏見へ立ち向かう二人 評価5 5

お初作家さんですが好きな話でした。 遺跡発掘一筋で頭の回りすぎるヒロインと火傷をおい引きこもる元海軍軍人。 遺跡発掘もわくわくさせてくれるし、読み進めるにつれ共に劣等感に苛まれていた二人が共通の目的を持ち手を取り立ち上がっていく様が良いですね。

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愛のファントム【MIRA文庫版】麻生蓉/アン・スチュアート
オペラ座の怪人好きにぜひ 評価5 5

現代を舞台にハデスとペルセフォネの神話をゴシック風に味付け…いや、これは実質オペラ座の怪人の現パロハピエンだよね?というゴシックなコンテンポラリーロマンス。 後半ヒーローが案外乙女でした。 厚みの割に内容特濃で「なんだか凄いものを読んでしまった…」な一冊

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消せない傷を抱いて藤峰みちか/ゲイル・ウィルソン
緊迫感溢れるアクション 評価5 5

アフガニスタンでヒロインの乗るヘリが撃ち落とされるところから始まるヘビーな脱出劇。甘さは殆ど無くまるで映画を見ているような読み心地面白かった! 決して万能では無い寡黙なヒーローと冷静で胆力のあるヒロイン、とても好きなキャラでした。

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招かれざる求婚者氏家真智子/スーザン・ブロックマン
【ネタバレ】ジョーンズとメロディ 評価5 5

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希望は君の瞳の中に松村和紀子/スーザン・ブロックマン
シリーズで1,2を争うくらい好き 評価5 5

膝に障害を負いSEALsへの復帰が絶望的となったフリスコ。動きの取れない彼にふりかかる厄介ごとに隣人のマイアが手を差し伸べ・・・。 自暴自棄なフリスコがマイアや姪のターシャとの交流を通し、辛い事実に今一度向き合えるようになる過程が◎。手放せる強さって大事。

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熱い闇上村悦子/リンダ・ハワード
愛と勇気のマッケンジー家② 評価5 5

『マッケンジーの山』のウルフの息子ジョーの話。空軍大佐にして伝説級のテストパイロットであるジョーとレーザー技術者のキャロライン。空軍の極秘計画に関わる二人はトラブルを避けるため付き合っているふりをすることになるが・・・?火花が散るような二人のせめぎ合いとヒロインに迫る危機。時代性はありますがテンポのよい文章に加えロマンスとサスペンスのバランスが良くて一気読み。 飛び級してきた故に男女の機微に疎いキャロラインと彼女に惹かれてゆくクールなジョーの組み合わせがとにかく最高。

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大富豪は愛すら略奪する東みなみ/マヤ・ブレイク
華麗なる富豪兄弟① 評価5 5

ガーナ人同士のコンテンポラリーロマンスが邦訳されたのは画期的かと。お話はスタンダードなEnemy to Loversですがガーナとマレーシアの豪華リゾートを舞台に対立するアトゥとアメリの争いと和解が華やかな作品でした。

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伯爵と窓際のデビュタントさとう史緒/ロレイン・ヒース
トゥルーラブ家⑤ 評価5 5

親兄弟の期待に応えようと自分を押し殺す平民のファンシーと、伯爵の身分を隠し暮らすマシュー。 事件もあるけれど、本を通じ出会った二人のゆったりと愛を育む様子が大変良かったです。ロレイン・ヒースはやはり読んで損なし!

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危険な駆け引き【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】黒瀬みな/リンダ・ハワード
愛と勇気のマッケンジー家⑤ 評価5 5

大物テロリストの娘を飛行機の遭難という大掛かりな罠にかけるうち溺れてゆくチャンスと、終わりの無い逃亡生活の中彼を愛してしまうサニー。 偽りだらけの二人がどうやって決着を!?とついつい読み進めてしまうパワーがありました。

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蒼空のミラージュ鈴木けい/マギー・プライス/デブラ・コーアン/マリーン・ラブレース
作家三人の連作短編集 評価5 5

空港で起きたハイジャック事件を舞台に、3組の恋が時系列順に展開するアンソロ。作りが上手くて読ませます。 ①「時を経た口づけ』新任空港長のヒロインと空港分署の警部が共にハリケーンに立ち向かう再会もの。 ②『翼の折れた天使』囚人移送機ハイジャックを担当する捜査官と、狂気的な主犯の元妻。過去に元夫から虐待を受けつつも、人質らのため面会へ向かうヒロインと彼女を救おうと奔走するヒーローの熱量が良い。各作品の登場人物が出揃い、次への繋げ方がスムーズ。 ③『コックピットより愛をこめて』 飛び立った移送機を図らずも操縦する事になった服役囚と別機で追うベテランパイロットヒロインが緊急着陸に挑む。 リアルな操縦描写はラブレース先生の本領発揮。元空軍のプロフェッショナルなヒロインが大変格好良いです。

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