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百万ドルの一年間栗城祥子/サラ・オーウィグ
ホリー、か、かわいい・・・ 評価5 5

立ち読みちょっとだけして、前作読んだ方がいいな・・・と思いそのまますぐ「午前零時にさめる夢」を購入して(まだ読んでなかったんですよね)から続いてこちらも読みました。双子のヒーローどっちもいいんですが、いい具合に2人の性格の違いが描き分けられてて、ぜひ両作読まれることをおススメします。 で、今作ですが、ヒロインのホリーがかわいい! 天然ク○真面目。キャリアを目指す努力型の頑張り屋さんなのですが、キリキリしてなくて人のよさがにじみ出てて、これはもう、ヒーロー惹かれるのは当たり前か。(先にお兄さんの方と何かあっても・・・という気もするのだが、やはり運命のマッチングというのはあるのですね~・笑) 栗城先生、物語の読み込みと掘り下げ方がいつもいいですよね。ツボに入ってて毎回キュンキュンさせられます~。

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花嫁になれる日はやさかあみい/ダイアナ・パーマー
ラストがおしい~~ 評価5 5

いやあ、よかった。原題「Will Of Steel」=鋼鉄の意志ですよ。ヒーロー、ほしいものを手に入れるまで諦めないで頑張る頑張る。辛抱強い! ヒロインの無垢なみずみずしさの表現もよかったです。こういう男性に一生守られたら幸せですよね。惜しかったのはラストかなぁ。ちょっと駆け足過ぎた。もうちょっとじっくり読みたかったなぁ。でも、ダイアナ・パーマー的アメリカの小さな街での生活とそこの住人たち、本を読んだとおり「これだよ、この感じ」で作画されててさすがです。 ワニュンニュさんも書かれていますが、ボディガード、イイですねぇ。彼がヒーローの物語を読むのが待ちきれない。(まだ、出版されてませんよね???) コミック化の際はぜひ、はやさか先生でお願いしたいなぁ。

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妻という名の代償前田ひろ子/メラニー・ミルバーン
忍耐メロドラマ 評価4 4

いや、こんな皮肉ったタイトルを付けてはいけないほど内容はシリアスなんです。過去の痛みを克服しようとして何度も壁にぶつかるヒロイン。彼女も大変であるが、側で見守るヒーローも忍耐が試される。とても真摯な内容なのですが、この絵が・・・。なんかタイムトリップしたかのような・・・。このおかげで、多少ストーリーが上滑りしてしまったような。そこが残念。悪い意味でお安いメロドラマ化してしまったかも(ごめんなさい!)。 しかし、作者さんの真面目に作品に取り組んでいる様子が画面から伝わってきて(とても丁寧な作画です)よい印象の作品です。 あとがきで作者に「妖怪」とよばれたワンコが大活躍。妖怪じゃなくて、ちゃんとどの犬種かわかりましたよ。エピソードも日々ワンコに接している方の物でここはリアリティたっぷり! ヒーローかわいそうだったけど・・・うれしいと、するんだよねぇ。(笑)

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放蕩貴族を愛したら【あとがき付き】星合操/ジョアンナ・メイトランド
アレクサンドル皇帝買い~♥ 評価5 5

シリーズとは書いてありませんが「仮面舞踏会は公爵と」と同時代のお話ですね。また強烈フェイスのアレクサンドル皇帝とお会い出来て「即買い」でした。 ヒストリカル、時代背景がわかると物語りに入りやすいので立ち読みを終えたところで、ささっとネットでおさらい。うんうん、よくわかる。各国色々集まったウィーン会議だから国際色豊か。ヒロインの出自の背景とかも雰囲気を盛り上げる~。入り組んだ長いお話をエッセンスだけうまく取り上げてきれいに1冊にまとめられていてお見事!(本当は3冊とかで読みたい所だが・・・) さて、前回は「男装の麗人」でありましたが、今回は逆。「綺麗なおネエさま」登場。もうちょっとおネエさまに活躍して頂きたかった所ではありますが・・・。とりあえず美しさだけ堪能させて頂きました。(笑)

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誘惑の報い綾部瑞穂/サラ・クレイヴン
鈍感夫とやきもきする妻 評価4 4

原題がSmokescreen Marriage。まさにそんな不透明感いっぱいなイメージ。2人の出会いの夜の出来事のようによく見えない霧の中にいて手探りで動いているような・・・。「ああ、キュンキュンできそう!」って思ったのですが、意外とあっさり収まってしまいました。もうちょっとH/Hお2人に激情シーンがあってもよかったかも。(ヒーローが妙に冷静すぎる・・・) しかし、悪女さまは「よいお仕事」をしてますね~。(笑)ヒーロー父&悪女さまにもいつかほっこりな幸せが訪れるとよいですね。

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愛の逆転劇七星紗英/アビー・グリーン
【ネタバレ】後書きがさりげにツボりました。 評価4 4

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ビンテージ・ラブ荻丸雅子/ルーシー・ゴードン
壮大なる遠回り 評価5 5

何でこんなに遠回りしちゃったのだ? 後書きで作者に「ヘタレ」呼ばわりされてるヒーローのせいか? 本で読む分には鬼畜傲慢ヒーローは大好物でありますが、実際一緒に暮らすならこの作品のヒーローみたいな肩の力の抜けてるタイプは、日々気を張らずに楽しく生活できそうで良いですよね。 タイトル「ビンテージ・ラブ」はピッタリ。やさしく、みんながほっこりと温かくなるような恋。大きい大きい輪を描いてしまったけれどちゃんと元の位置に戻れてよかったね。

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氷の中の真実【あとがき付き】藍まりと/ジャクリーン・バード
すっごい緊迫感。しかしヒーローは不在? 評価5 5

ジャクリーン・バードなんで鬼畜ヒーローかと思いきや、鬼畜はヒロインであった。いや、鬼畜というより黄門様か? いや、もう、しごく胸のすく展開です。スッキリします。アッパレです。私もこんな切れる女を目指したいものです。 緊迫感のあるストーリーを盛り立てる癖のある脇役たち。コンテッサにヒーロー父、いい味出過ぎ〜。今回、ちょっとタッチを劇画調に寄せた??? 暑い夏に冷や汗出るスリリングなストーリー、ちょっと涼しくなった気がします〜。  一点だけ・・・伊語はシニョリーナ。西語はセニョリータ。せっかく英語と伊語の違いをあれだけ強調したんだから惜しいミスだったなぁ。

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黒い魔術師牧村ジュン/ヴァイオレット・ウィンズピア
ほぼヒストリカル的ドラマティックさ 評価4 4

何も考えずに立ち読み部分を読み始めて、ムチのくだりまで来て「あ!?」と思い原作者を見たらヴァイオレット・ウィンズピア。「なるほど・・・」と思いました。重い作調、思わせぶりで比喩表現がいっぱいの主人公達の会話。これはアメリカが舞台の話ですが、イギリス的な暗さと重さのある彼女の作品が大好きです。誰が書いても同じに思えてしまう事もあるHQの作家達の中でひときわ個性のある方だったと思います。原作も古い(1976)ですが、イメージ的にはもっと古い「無声映画」な世界。自分ではどうする事もできない社会的、階級的に縛られた女性がヒーローとの出会いによって救い出されるような・・・そんなヒストリカルみたいな世界に近いです。 そういう会話と世界観を楽しみましたが、作品としてはやや一貫性がなく残念な部分もありました。(車の種類とか、もう全部古い車にしておけばイメージ的にもよかったのでは? 時々最新型が出て来て時代感が混乱しました ← 某SUV車の事ね) あと、作画。以前の作品より人物に魅力がない様に思いました。クラシカルなテイストが物語のイメージに合っていただけに残念でした。気持ちはハート3.5、V・ウィンズピアに敬意を捧げて上方向に上げて4にしました。

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外せない婚約指輪星野正美/メラニー・ミルバーン
車のナンバープレート 評価2 2

細かい事で申し訳ないですが、ヒーローの車、ドイツ・ミュンヘンのナンバープレートなんだが・・・。(同じ作家さんでアメリカが舞台の話でやはりミュンヘンナンバーが出て来て違和感があったので、今回書きました) ヨーロッパの高速道路を走ると各国の車が普通に走っていますが、ナンバープレートの色(英・オランダは黄地、ベルギーは赤字とか)、字体、ナンバーの並びでわりと瞬時にどの国の車かわかります。ナポリ在住のヒーローのナンバープレートがミュンヘンなのはちょっと・・・。かすれた感じで描いてあればいいんだけど、あそこまでハッキリしてると気になります。 後、ロンドンにも同じ車で来ていましたね。まあ、行けない距離じゃないけど、1日10時間運転して丸2日で到着する距離間(日本でいうと札幌‐宇部くらい離れてる)なのでちょっと違和感ありましたが。

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天使と悪魔の愛人契約【あとがき付き】檀からん/キャシー・ウィリアムズ
【ネタバレ】あれ?あれあれあれ? 評価4 4

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いつわりの純潔【あとがき付き】七星紗英/シャロン・ケンドリック
酷い男だ。 評価5 5

ヒロインがかわいい。色々あって髪形が変わるのですが、変わった後の髪型がまた気取らない自然な感じで彼女にピッタリ。ヒーロー、中々厳しい男です。私はどちらかというと、こういう孤高の男がコロッとフォール・イン・ラブしてしまう落差が好きなので平気なのですが、苦手な方も多いかも。で、コロッとフォール・イン・ラブ、イタリア語でUn colpo di fulmine 曰く、雷に打たれるような出会い・・・素敵な表現ですねぇ。で、雷に打たれたけれど、まだ女性を愛する何たるか・・・が全然わかっていなかったヒーローを、ふわっとやさしい雰囲気ながら芯が一本通ったヒロインがどんどん変えていく。シャロン・ケンドリックのヒロイン、しっかり者が多くて好きなんですよね。

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復讐は炎のごとく【あとがき付き】荻丸雅子/ミシェル・リード
【ネタバレ】うううう・・・・ 評価4 4

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ガラスの家【あとがき付き】藍まりと/ミシェル・リード
頑固一徹(笑) 評価5 5

徹頭徹尾ブレんな、ヒーロー。突き抜けると「愛されキャラ」になるね。昭和の雷おやじみたいなヤツだ。終盤、そんな彼にニヤニヤさせられました。原題 House Of Glass そのまま「ガラスの家」これがどういう意味なのか作中説明が出てくるのですが、その場面、ホロッとしました。ダニエル、不憫だ。最後まで読んで、また最初から読み直すと味わい深いものがありました。ほろ苦い哀しみの上にある幸せ。しっかり噛みしめないとね。

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二百万ドルの情事浜田理枝子/メラニー・ミルバーン
せつないね 評価5 5

しっとりとせつないお話でしたね。間違いがわかってからとヒロインの哀しみを知ってからのヒーローがとても愛情深く誠実でキュンとしました。すぐさま「過去を忘れて未来を見よう」という態度ではなく、きちんと過去に対峙して哀しむ姿が私にはとても響きました。 最初のヒーローの態度が・・・というのはもっともなんですが、間違いを犯さない人はいないし、最初から最後までずっと幸せでした・・・ではストーリーは進まない(始まらない)ので、その後の誠実な対応で許してあげて・・・という感じでしょうか。 作画も、丁寧でやわらかいタッチがこのお話と合っていた様に思います。ローマの家やインテリアもいかにもイタリアで、こういう舞台作りがしっかりしているとスッとストーリーに入りやすいのでうれしい限りです。 シリーズもう一作の方への期待も高まりますね。

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アメリカの伯爵和澄ふさこ/キャスリン・ジェンセン
ヒロイン、お主、勝負師よのぅ 評価5 5

真っ正直で誠実でいい人ばっかり。H/Hどっちもだけど、脇役のポーラが特に素晴らしかった。こういう人が同僚だったら、とても仕事しやすいと思いましたよ。 で、ヒロインが自分を偽らない正直者だとはわかりましたが、もしや、彼女、天性の勝負師なのかも・・・。ガッツリ「勝ち」に持ち込んだね。ブラボー! 画の描き込みも物語の構成もすごく緻密なので、いつものページ数とは思えないほど長いお話を読んだ気分になりました。

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時の魔法にかけられて【あとがき付き】のわきねい/リンダ・グッドナイト
ストーリーが・・・ 評価3 3

ストーリーが、今ひとつ。後味悪いというか、気持ちのよい話ではないのが残念。 絵は、どんどんHQに馴染むように進化してますよね。女性は大人っぽく華やかに、男性は逆に若めに。 最後のプロポーズがとっても可愛らしくてほっこりしたんですが、どうしてもストーリーに引っ掛かりがあって・・・。ハート4にしたい所だったのですが、申し訳ないですが3です。(←男女に関してはドロドロでも平気なのに、子供が辛い目にあう話はどうも苦手なんです)

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あのキスの記憶【あとがき付き】岩崎陽子/マーガレット・ムーア
【ネタバレ】エッと・・・あのぉ~  〔ヒント〕〔ヒント・2〕 評価5 5

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星と砂の夢【あとがき付き】村田順子/ローズマリー・カーター
職権乱用&お約束 評価4 4

気になっていた作品の駆け込み購入。 サラッとさっぱり何処にも引っ掛からないで最後まで行っちゃった感じのストーリー。その流れだけだとハート3なんですが、作画がやはり素晴らしいので4に落ち着きました。女性らしさを感じさせつつ長身&ボーイッシュがここまで表現できるとは、さすが! ヒーロー、ちょいと職権乱用な感じもあるし、どうしてヒロインに恋しちゃったのか今ひとつわからない(ヒロインの方もそうだけど)。しかも最後は、絵に描いた様なお約束!な流れでしたしね。作画が良いだけに惜しい!といえば惜しい!な作品かも。

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憧れから愛へ【あとがき付き】鳴神ゆった/ペニー・ジョーダン
デビット、ちょっと待てェ〜!!! 評価5 5

古き良きジェーン・オースティン系な物語。ツンデレ(いや、究極に鈍感とも言えるか)な男たちに策略を練る女たち(いや、練ってるようで実際は耐える系のかなりの健気ちゃんズ)が、誤解だの行き違いだの罠(?)だのを経て大団円となってメデタシメデタシ。パチパチ。で、表題・・・デビット、ちょっと待て〜!!!鈍すぎるぞ、おまえ!!! ← ぜひ、読んでみて下さい。 作画、良いですねぇ。英国っぽい雰囲気とクラス感がしっかり表現されていて、TL風味な作調からすっかりHQムードにカスタマイズされましたね。今度はぜひ、リージェンシー辺りのヒストリカルにも挑戦してもらいたいです。

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消せない絆綾部瑞穂/ケイト・ヒューイット
不覚にも大洪水・・・ 評価5 5

シリアスですよ、確かに。軽くハッピー気分になりたい時にお勧め出来る作品ではないけれど、じっくりと辛い事に向き合う時に希望をくれる作品なんじゃないかな。私自身も経験がありますが、どう努力しても変えられない人生の事実というのはあるもので、それを受け入れ、さらに、そこから前に進む大切さを考えさせられました。 ヒロインの経験がクローズアップされがちですが、ヒーローの経験と日常もまたシビアだなぁ・・・と。(特にご両親との関係) だからか、作中時々出て来た、思い悩むようなヒーローの表情にズキンときました。 難しいテーマの原作に真摯に向き合った丁寧な作画で素晴らしい作品に仕上がりましたね。感動。 で、この作品に気付かせて下さったレビューにも大感謝です。

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この愛はぜったい秘密【あとがき付き】花津美子/ミランダ・リー
はずさないなぁ お見事! 評価5 5

花津先生、毎回の作品の完成度がすごいですね。作画は丁寧だし、シリアスならシリアス、ヒューマンならヒューマン・・・きっちり照準合わせてくる。そして、外しませんね。で、今回は大人のコメディ。ヘタをするとダメ男になりそうなヒーローをうまい具合に魅力ある我が道系に描いてますし、ヒーローがお好みの女性の外見とは違う・・・と悩むヒロインがちゃんとそういうスタイルに表現されてる。←でもこれが、それはそれですごく魅力的。こういう大人系のヒロイン大好きです。 と、こんな百戦錬磨な大人の2人が、意外とキュンキュン可愛い誤解満載で行き違う! なんて愛らしい大人のコメディなんだ。 「会員登録期間買い」で間違いありませんでした。

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ザルツブルクに響く鐘【あとがき付き】麻生歩/マリーン・ラブレース
有り得ない  〔追記しました〕 〔再追記〕 評価5 5

1ページ目 オーストリア ドレスデン空港って・・・。 出版に至る前に誰もチェックできなかったのだろうか? ドレスデンはかなり有名な歴史あるドイツの都市なのだが。海外物が専門の出版社の仕事とは思えないですね。売れっ子作家さんの作品なのだから一層の丁寧な仕事をお願いしたい。  〔追記〕 厳しすぎたでしょうか? ごめんなさい。 この評価は作品に対してではないです。私自身は、麻生大ファンですしね。 作品が出版されるまでに何人の方が目を通すのだろうか? チェックしきれない会社の体制に非常に疑問を感じての評価です。  〔再追記〕 わお! オーストリアからドイツに訂正されてますね! これですっきり作品が楽しめます。よかった。 評価も変えました。 再追記14/04/02 

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麗しのスーザンよこたようこ/キャシー・ウィリアムズ
非常にわかりやすい構図 評価4 4

にぶちんヒーロー、不屈の精神の持ち主の障害物1と2、本気になれば悩殺仕様も披露できる普段は良い子のヒロイン。笑った。特にラスト。どっちの障害物も「ネバーギブアップ」すぎる。 乾いたシニカルさ、レトロ感漂うタイトルに作画・・・これが楽しめれば面白い作品かな。(私の場合、どうしてもブラックジャ○ク的なものを感じてしまうクラシック感あるややロング黒髪よこたヒーローが好きなんで、毎回楽しんでしまいます)

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恋人はVIP生田悠理/キャロル・モーティマー
やっぱり違和感あるかな。 評価3 3

作画の方のまとめ方は悪くないと思うのですが、やはり原作が。 ヒロインの傍若無人ぶりに唖然としながら読み進め、ストーリーが進むにつれなんとなく作者の意図は理解しましたが・・・過去の悲劇的な出来事で硬い殻にこもったヒーローを目覚めさせるには野生児的なこのヒロインが必要だったのでしょうが・・・それでも間違った方向にやりすぎでは??? 夜のジョギング、犬をかしかける・・・うう~ん。警報装置がはずされる時間帯(しかも夜の時間帯)が定期的にあったらどれだけ危険な事で、しかも恐ろしい事件を経験している人物にとったらそれがどれだけ心理的に圧迫感をもたらす事なのか。 その上、社会的地位の差、年齢差をものともせず食って掛かるヒロイン。エキセントリックすぎる。それなのに彼女にあっさり陥落するヒーローが、年齢差ゆえに逆に若い身体に目が眩んだ(!)おや○的な感じがしてしまって。私には、作者の意図はわかったけど、納得はさせられなかった設定でした。

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再会のバラード秋元せいこ/アネット・ブロードリック
脳内補正してね・・・ 評価4 4

線がぎこちないんでやや見難いんですが、ストーリーの持って行き方とかコマ割りはそれなりなんで脳内補正しながら読みました。 私はヒロインの気持ちに共感できたかな。ヒーローが正義感があって真っ直ぐな人柄だってわかってるから、辛い生い立ちだった彼が描いていた夢の家庭を持ってもらいたい・・・と身を引いた。理由を知っても受け入れてくれるのは明白だしね。ストーリー後半で出て来た「神さま役」から始まる、神だけが知る事(運命)を受け入れつつ2人の人生を描いていく結論に至った流れはとてもよかったと思いました。最後のご都合主義は、ご愛嬌かな。でも、真面目なこの2人らしさもあったので「良し」としました。 物静かで言葉使いも丁寧でブレないこのヒーロー、かなりよかったです。これでもか!の画力の方の作品だったらなぁ・・・という気もしますけれどね。

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危険な同居人【あとがき付き】なかやま衣子/ジェシカ・スティール
う、うーん・・・ 評価2 2

作画もストーリーの運びもカックンカックンなんですが、意外にも評価が高いのはなぜ??? 気になってもう1回読んでみました。これは原作ジェシカ・スティールだけど、ベティ・ニールズとかと共通する乙女心にキュンキュンくる不思議な効果があったから? 清く正しい古風な恋愛感が魔法を興すんですかね??? しかし、ヒーロー、時々黒目が中心に寄っちゃうのと、ベッドでのまつげファサファサ天使の寝顔・・・微妙だったんだが・・・。

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愛を願いし王女おかざき瞳/ミシェル・セルマー
わちゃー久々に王道ど真ん中だ! 評価5 5

寂しがり屋で頑張り屋さんなヒロインは可愛いコ。一途な気持ちが遂に王子に届いてよかったね。著者の後書きからも作品に気持ちが入っているのがわかるから、すごく丁寧な作画。こういう作品を読むと幸せ気分が倍増しますね。 雨の日、ポーカーをする2人。一瞬、某国H王子の画像が頭をよぎりましたが、こちらの2人の危うくかつロマンティックな事。宴会ゲームとは違いますのよ。(笑)

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疑われた妻桜はるひ/キム・ローレンス
感性の問題 評価2 2

作画はしっかりしているのですが・・・これは感性の問題ですね。日本の嫁姑&子育てマンガの感覚で描いてしまってる。ご近所の匂いがプンプン。(辛口で失礼) ヒロインと子供のファッションがあり得ないです。(イギリスが舞台としてね) 海外ドラマや映画をよく観て研究して欲しいです。ストーリーは大きな「穴」がひとつあって土台から崩れてしまっている。医者から可能性として宣言された事をどうして鵜呑みにしたのか納得できる伏線を描いておかないと読者は納得できないでしょう。

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ボスと秘書の過ち【あとがき付き】はとりにな/マーガレット・メイヨー
ひー、こ、怖い〜〜〜 評価3 3

立ち読みして、その時点で作品から立ち上る独特の空気に抗えず購入してみましたが・・・こ、怖い。なんて怖い作品なんだ。作画も怖いがストーリーも怖い。ミステリアスでロマンティックな部分がもっと出なくちゃいけないんだろうけど、どうもホラー的なニュアンスばかりが突出してしまったような仕上がり。最後、ヒロインの瞳・・・そっちの色だとマズイんじゃないか???と思ったのですが。どういう解釈をすればいいのか?  作画、ヒーローの手がやけに大きいのだが。(もう、気になって、気になって)もしかして以前、ゴールキーパーとかしてた? いや、テニスのコーチもしてたような気がするな・・・。とにかく忘れられない作品になりそう。

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