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愛と憎しみのあいだ羽生シオン/メラニー・ミルバーン
そういうオチかぁ 評価4 4

そういうオチだったとは・・・。前半、少し匂わせていればもっと感動ストーリーになったような気がするんですが。 なんせヒーローが淡々系なんで人間味のないヤツにしか見えなかった。(オチがわかるまでは・・・) 作画、手足がヒョロヒョロで身体が薄っぺらいのがちょっと気になるんですが、ファッションも素敵だったし顔の造形もきれいでいいですよね。 でもね、「赤ちゃんおんぶ」はない。絶対とはいえないけど、かなりレア。あそこの回想シーンだけ「ああ、ニッポンの母ーちゃん」になっちゃってる。

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嘘だらけの結婚【あとがき付き】内田一奈/メイシー・イエーツ
無理だった 評価2 2

すみません、私には無理なお話でした。こんなに重大な間違いが起きてるのにこんな軽いストーリーでよいのかなぁ・・・と。ヒロイン、生い立ちだの病気だので、自分にストイックに生きてる割には欲望に弱いのね。もうちょっと手前でお断り出来るでしょう。何度も何度も優柔不断過ぎ。ヒーローは、気持ちの切り替え早過ぎ。前妻が浮かばれないわ。可哀想って思ってしまった。しかし、一番許せないのは研究所だな。有り得ない。軽いタッチのお話にするには、テーマが重すぎる。せめて近未来とかのファンタジーなら良かったのに。 絵は良かったんですが・・・。

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フィアンセの秘め事天野なすの/ミシェル・セルマー
よいなぁ・・・ 評価5 5

ほんと、じんわりよかった。なすの作品では「復讐は大胆に」と並んでベストかな・・・(個人の感想ですが)。ミシェル・セルマーの再生ものっていいですね。H/H2人の心の動きがしっかり描写されていて共感度が高かったです。医学的な説明も納得がいく内容だったし、元妻を安易に悪者に仕立てなかったのもよかった。 絵柄、私は好きなんですよね。おしょうゆ顔の2人がいかにもな舞台設定で海外風なセリフを語られてもしっくり来ないので、このくらいコッテリ方向でリアリティがある方がストーリーに入りやすいです。

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シンデレラへの招待 / プリンスにさらわれて天野なすの/キム・ローレンス/クリスティン・リマー
濃ゆ~いのですごく長いお話読んだ気がする!? 評価4 4

2in1は、短編2編で、アッサリ終わっちゃった~感が強いものですが、この濃ゆ~い作風のおかげか、かなり読み応えがありました。   「シンデレラ‐」: 夢物語といえば夢物語ですが、きれいにまとまってましたね。お元気娘のヒーロー妹やちょっと007のM?な感じのデザイナーマダムなど、脇役さんにもきっちりキャラクターがあるので、楽しめました。    「プリンス‐」: 少し前の作品ですね。絵柄がちょっと違います。HQ標準より若めな作風ですが、女の子のキュンキュン表現はこの頃から変わりませんね。短くアッサリまとまるのかと思ったら、けっこう波乱万丈。最近のアッサリ表現になる前の濃い口ヒーローで、さらにシークですから濃い~のなんの。覚悟して読んでみて下さい(笑)。

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拒絶された億万長者中村敦子/アン・メイザー
名前 評価3 3

同じ題名の曲があるので、「あれ?」と思いますよね。私もそう思ったんです。でも、ヒーロー、ブラジル人なんで、ポルトガル語ですよね。ポルトガル語なら「アレジャンドロ」でいいみたいですよ。jの発音がスペイン語と違うそうです。そういえば・・・昔、Joseというお名前のポルトガルの方と知り合ったことがあるのですが、ホセじゃなくて「ジョゼ」と発音されていたなぁ・・・と、思い出しました。

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さよならから始めて栗城祥子/ダイアナ・ハミルトン
驚き! 評価4 4

噂の首つかみシーン、期待してページを開けてみて、首つかみよりセリフにビックリ!よもやこの単語をHQで目にするとは!すんばらしいネイティブなフレーズ。パロラッチャってヤツですね。ヒーロー、相当ご立腹なのだとわかりました。でも、本来ならピーってしないといけない言葉ですけどね。(笑) ストーリーも絵も、どちらもクラシカルテイストでマッチ具合が良かったですね。

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悲しみの先に鳴神ゆった/リン・グレアム
史上最高! 評価5 5

コディさんの仰るとおり、何処までもブレない鳴神ヒーロー。しかも一作ごとに傲慢(岸)不遜度がアップしている! このまま突き進んで行ってほしいです。はい、どこまでも・・・。 原作半分切れてても、誘拐がバカンス化してても、ヒロインが変な服着てても・・・全てをチャラにするパワーあふれるヒーローのキャラクターにハート5! (笑) もう名人芸の域に入ってる!? HQの作中で事後にあのセリフが吐けるのはこの男以外には考えられないョ!

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愛は嘘とともに【あとがき付き】ほり恵利織/シャンテル・ショー
なかなかよいのだぁ~ 評価4 4

原題・Untouched Until Marriage このタイトル!「王道型」ですねぇ。何度も読んでるんだが、弱いんだよね、こういうストーリーに。ちょっと整合性が取れてないなと思う所もあるんだけど、ほんわかキュンキュン進んじゃって・・・。 作品内では、割とあっさり描かれてるんだけど、ウェディングドレスのカラーって大切。ヒーロー、びっくりしたよね、結果に。(その辺り、自分脳内で増幅させてイメージ膨らませてしまった)

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王との愛なき結婚【あとがき付き】橋本多佳子/ジェニファー・ルイス
泥沼・・・ 評価4 4

うーむ、どう考えても「泥沼」ストーリー。こ、これどうやってまとめるんだ?と思ったら・・・そう来たかぁ。みんなで幸せ信じれば、幸せは必ずやって来る!って感じ??? これだけの手練がチャレンジしてこの結果。ウルトラ級に困難な原作なんでは? なんか、最近多いんですが、普通の現代物なのに半分ファンタジーが入ったような作風(冒頭ヒーローが「今は21世紀ですよ!」と言っておりますが、本当だよなぁ~と思う設定)・・・これが今のトレンドなんでしょうか? なんとも微妙でした。 が、ロン毛ラバーなんで、ハート、甘くなってます。

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変わらぬ愛を胸によこたようこ/ミシェル・セルマー
これを面白いと書いたら・・・ 評価4 4

夫婦再生モノ。割と厳しい評価が多いのでこれを面白いと書いたら、怒られちゃうかな? でも、個人的には面白かったです。 主人公2人以外の登場人物が典型的過ぎるというか、あまり深みのない描かれ方なのと、ストーリーがバタバタしているので、散漫な印象の作品ですが、H/H2人をじっくり追うと、なかなか夫婦の本質を突いていると思いました。 将来が約束されているが、まだ型にはまりたくない夫。 つましい家庭出身で努力に努力を重ねる優等生な妻。 若く人生経験がなく、最初は別れてしまうものの、お互いに経験をつんでから再会して、もう1回恋愛。 最後のページのモノローグに「そうだよねぇ~・・・」と。すごく等身大な感じ。 ヒーローのポーカーフェイスというか飄々とした感じも面白かったな。HQによくいる超然としたスーパーヒーローな感じじゃなくて、「うんうん、いるよね、こういうタイプ」な元気な今時青年風で、もっと若い頃の彼のエピソードにピッタリの人物造形と思いました。

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愛なき結婚、結婚なき愛【あとがき付き】夏咲たかお/ケイト・ヒューイット
画は悪くない、しかし・・・ 〔追記させて下さい〕 評価2 2

画は悪くないんですよ。しっかりした線だし、描写力もある。しかし・・・このヒロインが「ロンドン社交界の華」に見えるか?といわれたら、全然見えない。ドレス姿なんか日本のどこかの結婚式の二次会にしか見えない。どうして「エマ」をモチーフにした作品にこういう絵柄を当てちゃうんだろう?すごい疑問。この作風ならアメリカが舞台のピュアロマンスとかの方が合ってるんじゃないかと思うのだけどなぁ。作家さんにも原作にも残念な結果になってる。(酷評、申し訳ないですが)     どうしても納得できず 〔追記〕 させて下さい。 原作があるHQの性質上、作家さんが短い連載をしながら上達してゆく、ということが出来ないので、普段は新人作家さんの最初の何作かは、調整期間という感じで受け入れられるのですが・・・。 しかし、ロマンス読みにしてみたらオースティンはとても意味のある作家で、だからこそインスパイアされた作品が描かれたのだと思うけれど、それを、どうしてこんな企画にしてしまうのでしょうか? 編集の方、ぜひご一考をお願いしたい。

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疑われた愛情【あとがき付き】JET/ミランダ・リー
コンプレックスって、好いスパイス 評価5 5

JET×ミランダ・リーってよいコンビネーション。ミランダ・リーの作品は、下手に扱うと生々しく下世話になってしまうけれど、JET風味に品良く、でも、大人の世界もしっかり表現されていてよかった。ストーリーを進める時に、コンプレックスってとっても好いスパイスになりますね。ヒーローの「静かな怒り」共感できました。でも、心を全部開いてるヒロインを、ちゃんと自分の目で確信出来てよかった。 あと、何が好きってヒロインの「二の腕」。程よい肉付きでいいんだなぁ。(あ、フェチってます?笑)

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噂の悪女【あとがき付き】荻丸雅子/ミランダ・リー
帰宅ダッシュ ヒーロー 評価5 5

ちょっとウルウルもあるけど、全体に和やかな作品。若干1名を除いてみんないい人ばかり(個性的な人物が多いですが)。「ですます」調で話す丁寧ヒーローが、後半、愛情全開で可愛いのなんの。シリアス系じゃない陽気な方のイタリアンが出ているようですね。毎日、あんなにゼーハーゼーハーいいながら帰宅ダッシュしてくれたら最高にハッピー生活ですよね!

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黒いドレスは幸運の印【あとがき付き】星合操/スーザン・ネーピア
黒いドレスで始まり、黒いドレスで終わる 評価5 5

いやあ、ヒーローのアゴもタフだが、それにも増してヒロイン、スーパータフ。強い強い。あそこまでやられて大丈夫なんだもん、一生ヒーローに付いて行けるね。で、「で、何がしたかったの???」という訳がわからないヒーローの行為、「ラブとヘイトは紙一重」の行き過ぎ版という感じか。ヒーローがどうしてヒロインの親友と結婚しようと思ったのか?というのも理由を聞いてみれば・・・ヒーロー、情に厚い男なんだな。一方では情に厚く正義感あふれる男が、一方ではここまで鬼畜になれるとは・・・。これが「愛の不条理」ってヤツでしょうか??? いい味出してたのが脇役カール。もしかして彼のスピンオフもあるのでしょうか?ぜひ読んでみたいですね。

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魔法の杖の贈り物【あとがき付き】三浦浩子/ルース・J・デイル
世話焼き人がワラワラ、ワラワラと 評価5 5

おせっかいというのか、世話焼きする人があっちにもこっちにもいてH/Hをくっ付けようとする(笑) このストーリー、ヒロインの人柄がよかった。キャンキャンうるさい怒りんぼなんだけど、引くべき所はちゃんと引くし、真っ直ぐで正直者。何より、自分でちゃんと答えを出そうとする態度に感心した。 地味な作品ですが、こういうほっこりなピュアロマンス系好きですね。 あと、これだ~と思ったのが、ヒーローの愛車。ダッ○のピックアップトラック。これぞアメリカン・カントリー感いっぱいでよかった。

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愛していると言えなくてはやさかあみい/ミランダ・リー
なんか違和感・・・[久しぶりに読み返したので追記] 評価4 4

何でしょう、作画もストーリーの運びもいつものはやさか先生の緻密さがないというか、ちょっと荒っぽい感じ。幾つかの顔のカットにすごく違和感を覚えました。もしかしてアシスタントさんが?と思いましたが、どうなんでしょう。 ストーリーは、ミランダ・リーですね。肉体先行型。最後、ヒーローが愛を信じられなかった理由を言うのですが、「え?それで解決??」なあっさり展開。(まあ、いつもの事ですが) ヒーロー、元サッカー選手なんですが、この設定もちょっと違和感あったな。出身国、引退年齢・・・なんかサッカーと合わない気がする。30半ばまで現役選手は沢山いるけど、ヒーローはいつから社長やってるんだろう?なんか違うスポーツの方がよかったんじゃないだろうか? と、色々な所に違和感を感じる作品でした。・・・[追記19/05/07]・・・久しぶりに読み返したので。やっぱりゴールキーパーへの違和感あります。ヒーローは元世界最高峰のキーパー、今40ちょっと前、ヒロインと仕事して2年というので現役引退して2年は経ってる模様。ポジション考えると引退早い。世界最高峰のあの方なんか40代入ってまだまだ現役。キーパーじゃないけど地元オーストラリアのレジェンドも40目前で最近引退したばかり。(笑)トップレベルのキーパーだったらナショナルチームからコーチの要請もあるんじゃない?と、さっぱりサッカーと縁を切ってるようなヒーローが不思議なんです。(ま、描写がなかっただけかも、ですが)細かいこだわりですみません。ストーリーは以前読んだ時よりスッと心に沁みて来ました。ハート1つプラスします。

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ハッピーなトラブル花津美子/マリオン・レノックス
わお! ドラマがてんこ盛りでジェットコースター! 評価5 5

急展開、急展開のジェットコースター仕立て。よくこの長さにまとめたと思うわぁ。さすが花津先生だわ。厳しい人生の現実に直面している登場人物(わんこ含めて)が多いのですが、なぜかみんなとてもポジティブ。とっても元気をもらえるお話でした。いわゆるキュンキュンのロマンスシーンとかはないんだけど、この2人の結びつきにはすごく納得させられたなぁ。心が広くて優しいヒーローと、それに包まれるだけじゃなくて自分も守ってあげる型ヒロイン。お似合いだわね、このカップル。

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シークと禁断の美酒【あとがき付き】麻生歩/オリヴィア・ゲイツ
白と黒~♡ 評価4 4

艶々のブラックのロン毛に萌えます~。お名前が「漆黒」を意味するというヒーローだけあって黒いお召し物が多いです。ふわふわブロンドでマシュマロみたいに白いヒロインとの対比が画面に映えて美しい~♡  どうもオリヴィア・ゲイツって大げさすぎるというか無駄に派手な感じでちょっと苦手なんですが、そこを麻生マジックできれいにまとめられていました。さすが! が、が、が・・・やっぱりラストの締め、ああ、やっぱりゲイツ色・・・と思ったのでした。

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銀色の湖篠崎佳久子/サリー・ウェントワース
ヒロインが危なっかしすぎる  〔追記〕ヒーロー擁護 評価3 3

99年の作品なんで、既にかの国の体制は変わっているのですが、それでも、ヒロインが危なっかしすぎるように思ったなぁ。一人で仕事に来ているのにあんなドレスしか持って来てなかったの?ヒーローじゃないけど、心配しちゃう。その上、何度も思わせぶりな態度を取っては突き放す・・・の繰り返し。セルゲイに対してだってやりたい放題。彼が大人でよかった。何かあるとヒステリックに騒ぐばっかりのヒロイン・・・。相当な困ったチャンだ。やっぱりさ、泊まってるおよそのおうちの食器壊しちゃダメでしょう。  で、一番疑問に思ったのは、あんなに秘密にしなくても目的の地には普通に到達出来たんじゃないかな?という事。 トレジャーハンターじゃないんだから、そんなに秘密にしなくても・・・と思ってしまった。 無駄にジタバタするフェミニスト・ヒロインでした。(笑)     〔追記〕  ヒーロー可哀想な気がしたんで、ちょっとだけ擁護(笑) 初日にチークダンスしてしっかり寄り添っちゃって、翌日、あんなドレスで現れたら、ねえ。ヒーロー、普通の反応でしょう。確かに、ちょっと強引過ぎのアプローチではあったけどね。あと、時代的に、まだ西側諸国と物価、貨幣価値の違いが大きかった頃です。用心するに越した事はないので、過保護すぎるヒーローの行為は、そんなに酷くないと思った。なんせ、無鉄砲に単独行動をしたがって逃亡癖のあるヒロインですからね。

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ボスと見た夢はざまもり/ジュディス・マクウィリアムズ
安心系 評価4 4

これは掘り出し物!? すごくすんなり読めて、しかもほっこり気分。最初、ヒロインの顔が小悪魔系の顔立ちに見えて、ちょっと・・・と思いましたが、読み進めるとあのお澄ましな顔がだんだん可愛く見えてきた。作者さん、もうHQでは描かれないのかな?

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暗闇から始まる恋【あとがき付き】宮本果林/マリー・フェラレーラ
シークレットサービスって? 評価2 2

シークレットサービスって逮捕権限あるの?と思って調べてしまった。ちゃんと逮捕権限あるのね。(アメリカ合衆国シークレットサービスの場合)お勉強になりました。でも、なんか色々腑に落ちないストーリーだったな。本人確認しないで逮捕宣言するわ、子供に昏倒させられるわ、犯人が使ったと思われるコンピューターの指紋チェックもしないまま使っちゃうわ(証拠が消えちゃうよ)・・・他にもまだ色々・・・。作画が派手なだけにモヤモヤ感がいっそう大きくなってしまった。ヒーローの最後の決断、応援します。その最高のミッションはきっとポッシブルだろう。

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罠に落ちた二人【あとがき付き】村田順子/ミシェル・リード
涙、涙・・・ 評価5 5

とっても涙の多いお話だった。(ヒロイン、ヒーローどっちもね)ポロポロと泣くシーク、美しかったな。再会して、まずは子供のことを考える所が2人とも大人で好感が持てました。ヒーローは、8年前なぜ彼女を信じきれなかったのか? ヒロインは、なぜ8年も時間を置いたのか? 私は納得できました。どうすればつぐなえるのか?と聞くヒーローに答えたヒロインの言葉が深かった。あそこであれを言葉に出来る人は、きっと一生大切にされるんじゃないかなぁ。このシリーズ、1、2と軽めで来たけど、3作目がドカン!と「愛の大作」でした。 

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仮装舞踏会の夜尾方琳/エリザベス・オールドフィールド
理性をなくすカーニバルの夜 評価4 4

ケルン地域のカーニバルの熱狂振りは有名。普段は理詰めでお堅いご長男ディーターが心のタガを外しちゃった。あらま! だいたいディーターという名前からしてすごくドイツ風で固そうなイメージなのにね。中身は意外と情熱的であたたかかったのね。 10年前に会社を継いで、その時27歳だったという事だけど・・・どういう種類(?)の読書メガネなのかな??? とはいえ、私も、「ベッドでメガネ」に萌えたクチなので、何メガネでもかまいませんが(笑)

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ボスに贈る宝物米谷たかね/キャシー・ディノスキー
目が点・・・ 評価3 3

異色だ。人工知能を与えられたアンドロイドが、人間の感情を学んでいく過程を描いたSF作品読んでるのかと思った。最後、ちゃんと学べたようでよかった(笑)  作画は丁寧できれいなんだけど、日本のオフィス物にしか見えないのが残念。ファッション、ヘアスタイル研究してほしい。後、食事場面・・・食卓に作ったもの全部並べるってあまりないと思う。前菜から順番に出して行くのが普通だから。(待ちぼうけの残念さを出そうと思ったのかも知れませんが)

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パリに逃れて【あとがき付き】瑚白ゆう/サンドラ・マートン
パリでの2人は楽しそうだったけれど・・・ 評価4 4

多分、すごい熱意で描かれた作品なんだと思うのですが、なぜかスルー気味な扱いを受けてしまって残念です。瑚白さんの線は、伸びやかにパワーがあって、私は個人的に気持ちのいいラインだな、といつも感じるのですが・・・。 ストーリーは、やっぱりちょっと難があるのかな。パリに逃避行したのはいいけど、自国の緊迫感の割りには、のんきにラブ状態過ぎるのが気になったのと、力で政敵を排除しちゃうと、この先、大丈夫か?という不安もちょっとよぎりました。

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ギリシアの聖夜かわしま梨花/ルーシー・モンロー
驚愕 No.2 評価3 3

うう、確かに驚愕・・・。まさかドタバタサイコホラーを読む事になるとは。しかし、ある意味今までの3作の中ではこれが一番面白かった(違う意味で)かも。カサンドラ、夢に出てきそう・・・。

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優しさに包まれるとき【あとがき付き】藤田和子/シャロン・サラ
やっぱりうまい 評価5 5

ちょっとだけ立ち読み・・・と思ったのに、やめられなくて購入してしまった。やっぱりうまいです、藤田先生。サスペンス系ですがジャンルがピュアロマンスなんで、内容もハードすぎず、ほんのり気分で読めます。このヒーロー、心に迷いがないことにすごい感動。だって、やっぱりあんなに「読め」てしまう人の側にいるってちょっと怖いと思う実際は。ほんの少しの心の揺れも許されない感じだと思うけれど、彼、全然迷いがなかった。同僚サンダーズ、私もいい味出してたと思いました。彼のヘアスタイルギャグにクスッとしました。

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オリンポスの咎人 アーロンアリスン/ジーナ・ショウォルター
【ネタバレ】えっ??? 評価4 4

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脱ぎ捨てた過去【あとがき付き】文月今日子/キャスリン・ロス
これがダメかぁ・・・ 評価5 5

これがダメっていうと、「洋物」そのものがダメって感じなんだろうか。とにかく「会話」しないと成り立たない文化なんで、話せば話すほどいいんですよね。(確かに吹き出しがいっぱいで画面が見難いっていうのはありますが)そして、画も古いのかぁ。頭と首のシルエットだけで「これ、外国のお話なんだ」と感じさせる作家さん、そんなにいないと思うんだけどな。まあ、私は小学生(!)の時から文月今日子ファンなんで、かなりバイアス入ってるかもしれませんが。  今回良かったなと思ったのは、パパの子供に対する思い。ヒロインより神経質でもっと深い所まで色々心配してるのが、偉いョパパ!色々経験積んだんだね!と、ジンとしました。で、それにだんだん乗せられていくヒロインもかわいかった。

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